New Brand Interview! Slow Coffee

地球にやさしい焙煎屋さんが
"ちゃんと"つくった
とびっきりの一杯

2000年の創業以来、「オーガニック」で栽培され、「フェアトレード」で輸入されたコーヒー豆のみを「自社で焙煎する」というコンセプトを守り続けているスローコーヒー。

TheGiFTにお目見えし、早速、お話を伺ってきました。また今回は焙煎日ということで焙煎する様子も見せて頂けるそう!
コーヒーの香りが至福の香り。毎朝、何よりもまずコーヒーを淹れることからスタートする私。ワクワクしないわけがありません!

自社で焙煎

冷たい風が吹く中、焙煎所に一歩入ると何とも温かく落ち着く空間。コーヒー豆から不純物や欠点豆を取り除く作業をひとつひとつ行っていた方が手を止めて「今日は寒いですね。と足元にあった小型のヒーターを私たちの傍に寄せてくれる。

「ありがとうございます。え!!コーヒー豆って白いんですね!!」私のポンコツ発言に
「焙煎後の黒い豆しか見ないのでそう思いますよね。」と優しい返答。

焙煎機は直火式焙煎機。大量生産をする大手コーヒー会社では熱風式が主流だそうですが、スローコーヒーでは熱が直接届くことで香ばしくコクのあるコーヒー独特の風味を最大限に引き出すことができる、昭和に誕生した”Lucky Coffee Machine ”を愛情と愛着を持って使っています。

焙煎前の豆は白っぽい薄緑で平たい感じ。

焙煎技師さんがコーヒー豆とまるで会話をするかように何度も色や香り、音、時間を確かめながら焙煎していきます。その日の気候や湿度によって、また生豆の収穫年度、水分含有量、色などの状態をみて焙煎工程を調節しているそう。

弱い火力から頃合いを図って、いよいよ火力が増してくると、ラッキーさん(焙煎機)の奏でる音や香りにテンションが上がってきます。

職人さんが蓋を開けると焙煎された何とも美味しそうな豆たちが一斉に流れ込んできます。
その瞬間に辺りに立ち込める芳ばしい香りと暖かいけむり。

スローコーヒーは中深煎りから深煎り、極深煎りが特徴で、コーヒーならではのコクと苦味、香ばしい香りを堪能できます。
焙煎の時間が長いほど深煎りで芳しいロースト香がします。また焦がさずに煎るほどに豆が良く膨らみ、それに伴い、空洞部分が多くなり、豆が本来持っている油分が滲み出てきて極上のツヤが出てくるのです。

ツヤがありふっくら膨らんで美味しそうですね。
この焙煎したての豆を急速冷却をすることで、香り・風味を閉じ込めているんだそう。

後は粉に挽いてお湯を沸かして漉して飲むだけですが、ちょっと時間を戻してこのコーヒー豆が辿ってきた道を旅してみましょう。

オーガニック

コーヒー豆は一般的に緑から赤や黄色と色づいてゆく木の実です。
農薬無しではコーヒーは作れないと言われていた30年前から信念を曲げずコツコツと健康な土に変えてゆき、ついには市まで動かし、ブラジルのオーガニック(=無農薬栽培)コーヒーのパイオニアと言われる”カルロスさんのコーヒー”
代表の小澤 陽祐さんはこのカルロスさんの話を聞いて『生き方がカッコいいなぁ』と思ってコーヒー屋になったようなもの。とのこと。一人の信念が日本にまで影響を及ぼしたんですね。すごい!!

メキシコの深い森の中でオールスパイスやハチミツと一緒に育てられた”太陽と森の楽園コーヒー”
高く伸びるオールスパイスの木がコーヒーの木に最適な木陰を作り、蜂がコーヒーの受粉を助ける。
豊かな生態系が相互作用し、森をデザインするように良い影響を与えあっているのです。

標高1800メートル級の山々が連なるエクアドルのインタグ地方。
気温や湿度がコーヒー栽培に最適なこの地で森を切り開かずに生態系や、生産者との持続可能な生産体系の調和のとれた、森を守る”ちょっとすごいコーヒー”

コロンビアの1886年から続く伝統的なコーヒー農園で幼い頃からほとんどをこの農園で過ごし人生を捧げてきた”ドン・ルイスさんのコーヒー”
SCAA(Speciality Coffee Association of America)のカッピングスコア(味、香り、風味の評価基準)80点でスペシャルコーヒーと呼ばれ、88点以上ではトップオブトップと呼ばれ大変希少なのですがそれを上回る91点を取得したスーパートップオブトップな美味しさのコーヒーなんです!

これら全て農薬、化学肥料を使用せずオーガニックで栽培されました。

フェアトレード

スローコーヒーはこれらの大切に育てられたコーヒー豆をフェアトレードで輸入しています。「公平な貿易」と訳され、従来(また今もなお続く)アンフェアなコーヒー取引に警鐘を鳴らしています。
NGOナマケモノ倶楽部(地球にやさしいライフスタイルを実践しようと様々な活動を展開)と連携し、現地を訪問したり生産者と交流するなかで、その国の自然、風土、文化、民族性、抱えている問題まで、コーヒーを通じて伝えたい。また少しでも考えるきっかけとなったら素敵ですね。

地球環境や社会に配慮した選択をする価値観を”エシカル”といい日本でも広まりつつありますが、消費者として製品の裏側にある人や環境を犠牲にする問題に『買う』という行為を通じて加担しているとしたら?これは悲しいですよね。

誰がどこでどのように作った製品か。
見えないものを”見る”想像力。
目先のことだけでなく未来を考えた選択。

ちょっと規模の大きな話になってきてしまいましたが
”この一杯”にかかってきた人々の手、ここに至る歴史、原材料が見てきた環境など。ちょっと想像してみたらもっと奥深い味になりませんか?

関わる全方位に”ちゃんと”向き合い、飲む人、販売する人、作る人みんなが嬉しい選択を。
地球環境と未来の子供達にやさしい生き方を。

とびっきり美味しいコーヒーを飲みながら、それに参加できるならこんなに嬉しいことはありません。

記事 ザギフト   ~ 贈りたい がきっと見つかる~ ギフト コンシェルジュ 平山 亜須香