New Brand Interview! tashiroa

モダンでありながら自然の造形美を生かしたデザイン
天然石の持つ力を味方にして
人生のお供になるパワージュエリー

天然石やパールなど自然の生み出したピースを使ったモダンアートのようなアクセサリー。
シンプルでありながら少しエッジを効かせたデザイン。
全国の百貨店やショッピングモールのpop-up storeから引く手数多のアクセサリーブランド、tashiroaのデザイナー、田代 阿紗子さんにお話を伺ってきました。

 

ハンドメイドの一点もの

一点一点手作業で丁寧に製作しハンドメイドの一点ものというところもタシロアの大きな魅力の一つ。金属加工、石留めの技術もあり、時間をかけて少しずつ形成していく新作のリングは1日に1つしか作れないそうです。

服に馴染むデザイン

元々、アパレルで洋服のデザインをしていた田代さん。アクセサリーをデザインするときも全体のバランスを考えてするそうで、朝、コーディネートに悩まない、ストレスにならず、心地よく、服と自分に馴染むデザインを心がけているそうです。
なるほど、私も急いでいる朝でもいつもパッと手に取ってしまうのが、タシロアのアクセサリー。
コーディネートに馴染みながら、さりげなく”私らしさ”を演出してくれるそんな”優しさ”があるんですよね。

お客様に寄り添ったデザイン

デザイン 仕入れ 製作 販売を全て一人でしている田代さん。
大変ですがお客様に喜んで頂ける様子を見られるのは一番の喜びだそう。
また微妙に日々変わっていく時代感や空気感、ニーズを肌で感じデザインや製作にも生かしているそう。一人で全てしているからこそのお客様に寄り添ったアクセサリー。大きな組織の中での製作では難しいことですよね。

インスピレーションは旅と石から

昨年の暮れから訪れていたイランでは出会う人々、街の色合い、モスクの厳粛な雰囲気などから大きな影響を受けたそう。

荘厳で重厚で美しいですよね。
ムスリム(イスラム教徒)はコーランに基づき現世での生き方が来世に影響するという考えのもと、善き思想、善き行いを心がけている人々が多く、この旅でもたくさんの方々に親切にして頂いたそうです。
そもそもこの旅は日本とイランを行き来している現地の方に案内してもらったことから始まり、お宅にも泊めて頂いたそう。
道に迷っていたら気さくに案内をしてくれ、美味しい食事を一緒に食べ、音楽がかかると踊り出す愉快で優しい人柄の方が多いそうです。

イランを含む中東では現在、政治的に良くないイメージを持たれる方も多いと思いますが、人にフォーカスしていくと、困っていたら手を差し伸べ、相手が笑顔になってくれることを自然に望む人の多い国。私たちと変わらない平穏で暖かい日常が流れているのですね。
「アクセサリーの製作、販売を通じてそんなことも伝えていけたら嬉しいですね。」
と田代さん。アクセサリーを通じてその背景を想像したり考えるきっかけとなったら素敵ですね。

また今回の旅ではネイシャブールという地域が原産の美しいターコイズに出会い仕入れをしてきたそう。
大きく、美しいターコイズです。時間をかけ、一点一点、丁寧に素敵なリングに仕上がりました。

天然石の持つパワー

ハンドメイドで一点ものなのはもちろんですが、天然石であるが故、色、形、模様など一つとして同じものがないのも魅力の一つ。購入して行かれる方も”石の持つ表情”を選んで行く方が多いそう。
また”相性”や”惹きつけ”があり自然に惹かれるもの、手に取るものは相性がいい、お守りのような存在になりうる可能性の高いものということが多いそうです。
”石言葉”や石の持つパワーは昔から知られ「母性」「自信を授ける」「創造力を高める」「仕事へのサポート」など、田代さんも店頭でお客様の手に取られた石の”石言葉”をお伝えするとハッとされる方がほとんどなのだとか。まさに”石に選ばれた”という感覚ですね。
トレンドという一過性のものではなく一生寄り添って人生のお供になるようなアクセサリーを作っていきたいそうです。

ギフトで贈るのでしたら例えば新生活のお祝いや仕事でのお祝いに”新しいチャンス”のタイガーアイ、”サポート”のカーネリアンが入ったピアスやイヤリングは節目に頂いたきっと忘れられないものになるでしょう。

”真実の愛”や”円満”という意味のあるアメジストを結婚記念日に贈るのも素敵ですね。他にもたくさん素敵な意味を持つ天然石がありますのでご自身や贈る方にピッタリなものを選んでみてください。

石の持つパワーを味方にして、寄り添ってくれたり、背中を押してくれるパワージュエリーは本当に”人生のお供”になってくれそうです。