New Brand Interview! LIVRER YOKOHAMA
洗うほどに蘇る 服のアンチエイジング
プロのクリーニング屋さんが 本気で作った
ナチュラル洗剤
最近オシャレに目覚めた長女のウールのセーター
長男こだわりの最高の風合いのデニム
次男の汗と泥が染み込んだサッカーのユニフォーム
週末は趣味のサーフィンに勤しむ旦那のウエットスーツ
私の一番のお気に入りの繊細なシルクのワンピース
全部、お家で洗えちゃうんです。
私も、自身の子供たちが洋服に興味を持ち出して一着を丁寧に着るようになってから、私の”洗濯レベル”への要求がどんどん上がってきたと同時に、私も、何かを選ぶときにどうせなら”エシカルなものを”と思い、「良い洗剤」を探していたときに出会ったのがこのリブレの洗濯洗剤、ランドリーディタージェント。
始まりは街のクリーニング屋さん
横浜市都筑区すみれが丘にあるクリーニング屋さん。”洗濯ブラザーズ”と聞いていたのでてっきり家業を継がれたのかなと思いきやご兄弟で起業したのだそう。
かつてお父様はクリーニングのコンサルタント。
長男はオーガニックコスメのインポーター。
次男はテキスタイルの後、クリーニング機器の製造メーカー。
三男は大手企業でブランディングをそれぞれされていたそう。
そこからそれぞれの得意分野を生かし、クリーニング屋をはじめたのは自然な流れだったそうです。
設備や排水の基準など年々厳しくなり、ほとんどがフランチャイズ化していき、服やテキスタイルに知識の浅い店が増える中で、本当に服が好きな人のための専門的で、且つ環境にも優しいクリーニング屋を。と作ったのがこのリブレクリーニング。
シルクドゥソレイユや国内外のアーティストの衣装もクリーニング
ご兄弟もこの仕事をはじめた後に知ったことだそうですが、実は、青葉区や都筑区周辺は、劇団四季をはじめ、大手劇団系の研修センターや、音楽業界の倉庫が集中しているエリアなのだとか。
たまたま近くのレストランで食事をしていた劇団四季の衣装担当の方がパスタソースを服にこぼしてしまい、駆け込んだこのリブレクリーニング。
専門家も唸る高い技術力とこだわりに感銘を受けて、そこから現在にわたり衣装のクリーニングを続けているそう。
そこからこれまで、シルクドゥソレイユをはじめとし、様々な国内外のアーティスト、(ポールマッカートニーやブルーノマーズなど!!)が着るライブ衣装のクリーニングを手がけて来、ポールマッカートニーには「世界中でクリーニングに出してきたけど日本の技術力は一番だね!」と嬉しいお言葉を頂いたそう。
また連日の公演だと夜に預けて頂き次の日の朝までにという事も多いそうで、通常であれば、ドライクリーニングで洗いますが、ドライクリーニングは石油由来のもので洗うので、石油が残ってしまう事も。時間がない中の作業で、乾燥不足のまま着用し、汗をかいたりすると、科学やけどを起こすこともあります。実際にそれで訴訟になっているケースもあるそう。安心で安全な心地よい服を纏って舞台に臨んで欲しい。そんな思いもあったそうです。
「水は服を痛めてしまう原因。油で洗えば洋服は長持ちする、洋服にとってはドライクリーニングはすごくいいものなのだけど、人体、肌、環境を考えるとよくない。ゼロにするのは難しいけど、その比率を変えたい。」それは兄弟が当初から思っていたことだそうです。
洗濯屋さんが本気で作った柔軟剤いらずの洗剤
汚れの種類は
油汚れ(メイク、皮脂、石油由来のもの)
水溶性の汚れ(汗など)
不溶性の汚れ(ファンデーション、埃、泥など)
これらのハードな汚れを短時間で分解させ、丁寧に洗い上げながら、繊細な生地を傷めないよう、すすぎの泡切れもよく、また柔軟剤を使用せずに柔らかな風合いを保つ。不可能なことのように思えましたが、何度も試行錯誤しながら開発し、ヤシ由来の洗浄成分と化粧品にも使用されている保湿/柔軟成分であるアミノ酸を高濃縮してベストな配合率でブレンド。 洗浄力を高めると同時に、衣類の縮みを防ぎ、柔らかさを与える理想的な洗剤が完成しました。
ナチュラル且つ洗浄力の高い洗剤
サーフィンが趣味のお二人は、地球温暖化やプラスチックゴミの海洋汚染の問題など、暮らしの中で自然と環境問題を身近に感じていました。
工場は保健所などの外部監査による廃水の水質基準が厳しいのですが、家庭には排水基準がないので、意識しないでいると合成洗剤が垂れ流しになってしまいます。
海や川に排出される普通の洗剤は、微生物などによって分解されて無機物になる生分解性はほとんどなく、長い年月、分解されずに海に漂ってしまうと言われています。
蓄積された有害な物質は、貝などを通して直接私たちの口に入ってしまい、自分の出した排水が未来の子供達の首を締めることになってしまうかと思うと”たかが一回の洗濯の排水”とは言えなくなりますよね。
オーガニックな洗剤を、容器もリサイクル
「ニューヨークやカリフォルニアでは、すでにオーガニックライフが根付いていて、オーガニックの洗剤はもちろん、容器ゴミを増やさないよう、洗剤の量り売りは当たり前。日本も近い将来、こうなるはず」
プラスチックゴミを増やさないためにもとお店やPOPUP STOREで量り売りをしています。
環境に対する感度の高い方などリピーターが続々と増え続けているそうです。
センタクノシカタ
こうして構想から約7年。2016年に誕生した洗濯洗剤ブランド。POPUP STOREやイベントなどで洗濯方法や、洗濯機、水、汚れの違いによる洗い方、前処理、後加工など「センタクノシカタ」をレクチャーしています。ちょっとした工夫で洗い上がりが断然違う!
皆さんに少しでも”良い洗い”を届けたいという想いからだそうです。
手に取るたびに幸せな香り
香料は、精油をベースに洗濯後もいい香りが残るようにコスメグレードの香料を配合し、製品の安定性を向上させているそう。
洗濯機から洗濯ものを出すとき、干す時、畳むとき、着たとき。ふわっと香る優しい香りは本当に家事を楽しくさせてくれるし、幸せの象徴ですよね。
服のアンチエイジング
私も”服のアンチエイジング”そんなキャッチコピーに惹かれてこの商品を手に取った一人ですが、使ってみて本当だー!!と毎日感動しています。
我が家はまず洗濯槽クリーナーで長い間、放って置かれた洗濯槽が蘇り、においが気にならなくなりました。
ピカピカの洗濯槽で、気分に合わせた香りのランドリーディタージェントで洗濯し、漂白剤なしで真っ白に洗い上げ、子供たちには「最近、お洋服が柔らかくていい香り〜!」と。
プレウォッシュスプレーで襟元をブラシで叩いてから洗い、アイロンスプレーで仕上げ。シワがなく且つ柔らかなシャツが嬉しいらしく、旦那にはありがとうと言われ。(でも実はアイロン掛けが格段に楽になったし、シワが付きづらくなったのでスプレーして掛けているだけな日もあるのは内緒。)
毎回クリーニングに出していたお気に入りの服たちを家で洗えるようになり、シルクは本当に蘇っていくようにしなやかに。そしてクリーニング代の節約にも。
余談ですがリブレクリーニングに預けに着てくれたお客様にも、「これならこの洗剤で綺麗になりますよ。」と試供品を渡す事もあるそう。良心的すぎます!
自然由来の成分で排水の罪悪感がなくエシカルな選択をしている自分に肯定感も高まります。
ルーティーンな洗濯をハッピータイムに
家族のために、洗濯を綺麗に仕上げる。お気に入りの洋服を長持ちさせる。部屋を綺麗に整える。
当たり前のようでいてなかなか難しいことですが、ものの力を借りて”家事レベル”を上げる事が自分にとってもこんなに嬉しいのかと驚いています。
自分が本当に出会えてよかったので、全力でオススメしたい、日々がちょこっと幸せになる、”今贈りたいギフト”です。
明日はお気に入りのビーチの香りで洗おうかなぁ。それとも子供達が喜ぶグリーンアップルかな。
洗濯を通じてハッピーを運ぶ”洗濯ブラザーズ”
右から 長男 茂木 貴史さん 次男 茂木 康之さん 三男 今井 良さん
記事 ザギフト ~ 贈りたい がきっと見つかる~ ギフト コンシェルジュ 平山 亜須香